べっぴんさん龍一は発達障害児?
NHK朝ドラ「べっぴんさん」に出てきた、どうしようもないワンパク坊主・龍ちゃんこと小澤龍一(原知輝)。
ドラマの中では、良子(百田夏菜子)の「しつけがなってない」という周囲の認識ゆえ、良子が悩むことになるわけですが、この龍一の人物設定は、発達障害児を表現しているのでは? との見方があるようです。
今週の「#べっぴんさん 」の龍一くん。
ほぼ明確にADHD( 注意欠陥・多動性障害)を臭わす演出で
それに対する夫やシスター、現代の視聴者さえもが「しつけが悪い」と母の良子を責めるこのリアル構造。発達障害への無理解と誤解の根深さを提示しているのかな?的な。夏菜子ちゃん大役だなーと— z1E=mcZ (@EzmcZ) 2016年12月2日
発達障害とは?
発達障害という言葉、一度どこかで覚えると、何となく安易に使ってしまいがちですが、発達障害とは、発達障害者支援法により定義付けられた定型的な神経発達症のことで、主に①広汎性発達障害、②学習障害、③注意欠陥多動性障害の3種類に分類されるとのこと。
龍一の場合は、③の注意欠陥多動性障害に関係ありそうですね・・・。
③の注意欠陥多動性障害の場合、小学校入学前後、社会生活上「じっとしている」ことが要求され始めるようになった時に発見されることが多いのだとか。
治療法や対策がないわけではないので、絶望的になる必要はないとのこと。
ただ、「しつけ」によって改善する代物でないことだけは確かなようです。
龍一は実在人物か?
まるで言うことを聞かない龍一に、良子は心を病むことになり、店(キアリス)にも行かなくなってしまいます。
今ですら、発達障害についての認識が必ずしも周知されているとはいえないことを思えば、この当時(昭和20年代)なおさら・・・ということになりましょう。
まあ、ドラマですからね・・・
実在モデル(田村光子が一番近いか)の子が発達障害という話は今のところ聞いてないので、フィクション(作りもの)なのでしょう。
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