美子「アメリカがくれたアレ」とは?
「とと姉ちゃん」7月30日(土)放送回で、美子(杉崎花)が「小麦を使った料理」の企画(花山のアイデア)を他の4人に話していた時に言った「アメリカがくれたアレ」とは?
「アレ」とは「ララ物資」のこと
美子の言っていた「アレ」とは、「ララ物資」のことかと思われます。
前日(7月29日)放送回で、花山(唐沢寿明)が、美子にララ物資のことを話してましたからね・・・
ララ物資とは?
まず、「ララ」とは、終戦直後、アメリカ国内に設置された日本向け援助団体。
この「ララ」によって支援された配給物資が「ララ物資」。
ちなみに、ララの母体「日本難民救済会」は、1946年、サンフランシスコ在住の日系人浅野七之助が中心となって設立したそうです。
1946年11月から1952年6月まで、このララ物資の配給が行われたと言われています。
ララ物資の内容
ララ物資の大部分は食糧(小麦粉など)で、他に、衣料や医薬品もあったようです。
美子のセリフおさらい
「ここ1年で食糧事情が好転してきた・・・小麦粉とか、アメリカがくれたアレよ、アレ・・・のお陰で・・・」
・・・と言った具合に、花山が言っていたことを、パクってみんなに話していたわけですね・・・
小麦粉の配給(ララ物資)はあったけど、調理方法が分からない人ばかりで、うどん、すいとんばかり・・・
そこで花山は「コレだ!」とひらめき、おおはしゃぎしたんですね・・・
なぜ美子は、花山の企画をパクったか?
美子が花山の企画をパクったのは、母・君子が何気なく言った「(常子と花山が)話し合うきっかけでもあればいいのに」に触発されたから。
美子は、花山のアイデアを使うことにすれば、常子と花山が否応なしに話し合うようになるとでも考えたようです。
次週放送で、花山にその旨話すことになるようですが、花山は「随分勝手な話だ」と激怒するそうです。
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