とと姉ちゃん8週目のあらすじ(分かりやすく簡潔に)
NHK朝ドラ(連続テレビ小説)「とと姉ちゃん」。
8週目「常子、職業婦人になる」(5月23~28日・第43~48回)のあらすじ。
「ココを押さえておけば、話の筋を理解するのに十分」という程度にまとめてあります。
第8週は、常子が鞠子の夢のためにも、自ら事業を起こすのではなく、「堅実な就職」を目指し、果たすストーリーでした。
「歯磨き事業」は失敗に終わる
ヤクザは滝子が追い払う
ヤクザが練り歯磨きの取り立てに森田屋に来て凄んでいたところに、滝子(大地真央)が助けに来る。
滝子の
「深川とけんかする覚悟があるなら、堂々と受けて立つよ!」
のひと言で、ヤクザ二人はすごすごと逃げて行った・・・
練り歯磨きのチューブが破裂
常子らは、練り歯磨きをチューブに入れて売ることを考えていたが、そのアルミのチューブが、中に入れた歯磨きと化学反応を起こし、気体が発生してバチバチと音を立てて破裂。
これにて、「歯磨き事業」は失敗のうちに終了。
鞠子の夢
鞠子の「大学に行って文学を学びたい」という思いを知った常子と君子。
「鞠子が大学に行くための費用を常子が稼ぐ+鞠子も内職をしたり、今以上に店の手伝いをしたり・・・」ということで、話はまとまる。
常子は就職を、鞠子は大学受験を目指すことになる。
常子、タイピスト職に就く
一般に、女子は男子の半分の給料しかもらえないご時世にあって、タイピストは高級で、女性の花形職業だった。
常子はそこを目指すことになり、日々特訓をして、就職試験の当日を迎える。
就職試験は「落ちた」と思ったが・・・
面接試験を受けて、あまりにも感触が悪く、落ちたと思って落ち込んでいたが、採用通知が来る。
後日、「外見が比較的マシだったから」という理由で採用されたことを知る。
社会人のスタート
タイピストとして社会人のスタートを切ることになった常子だが、ただ席に座っているだけで、まったく仕事が割り振られる気配すらしない。
ようやく・・・という感じで仕事を割り振られるが、常子のタイピングスピードの遅さに、先輩社員たちが唖然とする・・・
後々の伏線?
綾との別れ
女学校の卒業式の日。森田家での卒業祝いに、中田綾(阿部純子)も招かれる。
「これでお別れね・・・」とは言うものの、今後の再開の可能性も匂わせる・・・
ささやかな心がけ
滝子が美子の筆箱につけてやった飾りや、東堂先生(片桐はいり)が使っている紙のブックカバーなど、お金はかからないけどちょっと粋な「ささやかな心がけ」に感動する常子。
これって、将来の事業の伏線?
第8週の主要人物
小橋常子(高畑充希)
「練り歯磨きをチューブに入れて売る」というアイデアは常子のもの。
当初、ヤクザには、紙包みのものを渡し、その後で、チューブのものを売って自分たちの儲けにしようと企んでいたが、鍋の中に隠していたチューブの練り歯磨きをヤクザに見つかってしまい、絶体絶命のピンチに陥る・・・
青柳滝子(大地真央)
常子たちが窮地に陥ったその時、「子分」たちを大勢引き連れて、森田家にさっそうと登場。
「深川と喧嘩する覚悟があるなら、受けて立つよ!」と、暴れるヤクザを一喝。
小橋鞠子(相楽樹)
控えめな性格の鞠子だったが、「文学を学ぶために大学に進学したい」と常子と君子に胸の内を明かす。
山岸隆一(田口浩正)
常子の就職先となった鳥巣商事で、採用試験の時、面接官をしていた。
常子が採用された理由について、
「今年は不作。毎年、もう少しかわいいコがいるものだが・・・。その中では、キミはマシな方だった」
と、イヤ~な気持ちになるようなことを平気で言う。
早乙女朱美(真野恵里菜)
鳥巣商事のタイピスト室リーダー。
常子が「朱美さん」と呼ぶと、「名字で呼んでください」と突き放したように言う。
さらに、常子が仕事を与えられずにソワソワし始めると「私のやり方に文句があるの?」などと冷たくあしらう。
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