朝ドラ「わろてんか」実在モデル一覧
2017年後期NHK朝ドラ「わろてんか」は、史実に基づいたドラマ。
以下、登場人物とモデルとなった実在人物の関係が分かり次第、随時更新していきます。
北村藤吉(松坂桃李)
北村頴右(成田凌)
伊能栞(高橋一生)
藤岡儀兵衛(遠藤憲一)
藤岡しず(鈴木保奈美)
風太(濱田岳)
リリコ(広瀬アリス)
四郎(松尾諭)
万丈目吉蔵・歌子(藤井隆・枝元萌)
月の井団吾(波岡一喜)
キース(大野拓朗)&アサリ(前野朋哉)
登場人物とその実在モデル
藤岡てん-吉本せい
このドラマのヒロイン・藤岡てん(葵わかな)の実在モデルは、吉本興業創業者の吉本せい。結婚前の姓は「林」。
北村藤吉-吉本吉兵衛
てんが9歳の時に出会った北村藤吉(松坂桃李)。実在モデルは吉本吉兵衛(通称・吉本泰三)。
北村隼也-吉本泰典(頴右)
てんと藤吉の一人息子・隼也(成田凌)。実在モデルは吉本泰典(後に頴右と改名)。
頴右は、女優で歌手の笠置シヅ子(本名:亀井静子)と交際していたとされるが、周囲の反対や穎右自身の早死のため結婚には至らず。二人の間に女児(亀井エイ子)が生まれた。
伊能栞-小林一三
伊能製薬の次男で蝶ネクタイの美男子・伊能栞(高橋一生)の実在モデルは、小林一三。阪急東宝グループの創業者で、松岡修造の曾祖父(そうそふ=ひいおじいちゃん)。
藤岡儀兵衛-林豊次郎
てんの父・藤岡儀兵衛(遠藤憲一)の実在モデルは、林豊次郎。兵庫県明石市で米穀商を営んでいた。
藤岡しず-林ちよ
風太-林正之助
風太(濱田岳)の実在モデルは、吉本興業2代目社長・林正之助。吉本せい(てんの実在モデル)の次期社長はこの人でした。その性格、風貌から「ライオン」と呼ばれていたそうで…
リリコ-ミスワカナ
てんの永遠のライバル(?)リリコ(広瀬アリス)の実在モデルは、二転三転しましたが、夫婦漫才「ミスワカナ・玉松一郎」のミスワカナで良かったようですね。
ドラマの中では、映画女優として落ち着いていた感があったので、ミスワカナではなかった・・・と思っていましたが、1月下旬に事態が急転。
リリコが漫才に挑戦することになったことで、リリコ=ミスワカナ説が決定的となりました。
川上四郎ー玉松一郎
リリコの相方・川上四郎(松尾諭)の実在モデルは「ミスワカナ・玉松一郎」の玉松一郎。
実在モデルどおりなら、リリコと結婚することになりますが…
万丈目夫妻は…
万丈目吉蔵(藤井隆)と妻・歌子(枝元萌)が一時、夫婦漫才をやっていましたが・・・
あれ? この二人が夫婦漫才「ミスワカナ・玉松一郎」?
と思ってしまった時期もありましたが、万丈目夫妻はあっさりと夫婦漫才を解消。
万丈目吉蔵は、以後、漫才作家に専念。
また、「本命」のリリコがいよいよ漫才をやることになったため、
万丈目夫妻が「ミスワカナ・玉松一郎」という説はこれでなくなりました。
万丈目吉蔵の実在モデル
そして、漫才作家の第一人者となった万丈目吉蔵の実在モデルは、秋田實。
漫才の台本製作や寄席番組の構成等に関わり、現存する漫才の原型を作ったのはこの人。
「上方漫才の父」と呼ばれるこの秋田實も、はじめ、雑誌「婦人公論」に寄せた時評が人気を博していたことが知られています。
月の井団吾-初代・桂春団治
破天荒な天才落語家・月の井団吾(波岡一喜)の実在モデルは、初代・桂春団治(かつら はるだんじ)。
古典落語にナンセンスなギャグを取り入れるなど、斬新な笑いを作りだし時代の寵児となった。
また、当時生まれたレコードに自身の落語を吹き込んだことが伝えられている。
キース&アサリ
キース(大野拓朗)、アサリ(前野朋哉)の実在モデルは「エンタツ・アチャコ」。
従来型の「万歳」から現代風の「しゃべくり漫才」を考案。今現在の漫才の元祖。もっとも、当初はあまりウケなかったという。
キースの実在モデルは横山エンタツで、半年間のアメリカ巡業にチャレンジしたこともある。
弟子に横山ノック、孫弟子に横山やすしがいる。
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