べっぴんさん1週目(1~6回)あらすじ~分かりやすく簡潔に
NHKの2016年下半期朝ドラ「べっぴんさん」の第1週目のあらすじです。
「ここを抑えておけば、話の筋が分かる」という程度にまとめてあります。
第1週目(10月3日~8日)のタイトルは「想いをこめた特別な品」。
生まれて初めてした刺繍は・・・
昭和9年(1934年)のこと。
繊維会社社長・坂東五十八(生瀬勝久)の娘・すみれ(渡邉このみ)は、姉・ゆり(内田彩花)とともに、神戸の洋館で暮らしていた。
入院している母・はな(菅野美穂)に何かプレゼントをしようと、すみれは生まれて初めて刺繍にチャレンジする。
が・・・
出来上がったものはお粗末な出来で、五十八や執事の忠一郎(曽我廼家文童)から、「なんやこれ?」「なんでっしゃろな?」などと言われてしまう。
傷ついたすみれはその場で駆け出していく・・・
ただ、「落ち込んで終わり」ではなく、「もっとうまくならなきゃ・・・」と、気持ちを新たにして、再チャレンジする・・・
靴が針と糸で作られていると知り・・・
すみれたちが住む洋館に出入りする靴屋「あさや」の主人・麻田茂男(市村正親)。
その麻田から、靴が針と糸で縫い合わされて作られていることを知ったすみれは、その構造に興味を持ち、父・五十八の靴を観察していじり回し、その靴をバラバラにしてしまう・・・。
その靴を直してもらうべく、すみれは、幼なじみの野上潔(大八木凱斗)に頼んで、靴屋「あさや」に一緒に連れて行ってもらうことにする。
モノづくりの真髄を伝授される
靴屋「あさや」に連れて行ってもらったまではよかったものの、すぐさま、主人の麻田から家に帰るように言われたすみれ。
ところが、野上潔とはぐれてしまい、道が分からなくなり、ふたたび「あさや」へと・・・
そこですみれが見たものは、真剣に靴作りに取り組む麻田の姿だった。
そして、すみれの「刺繍がうまくなりたい」という思いを知った麻田は、すみれに、ひとつのことを教える。
モノづくりにとって一番大切なことは、うまい下手ではなく、「想いを込めて作ること。想いを込めて作れば、それは相手に伝わる」と。
「お嬢様」の反論
折しも、神戸では「人さらい」が横行していた。
すみれがちょっとの間、家からいなくなったことにも激怒する父・五十八(生瀬勝久)。
五十八は、靴屋「あさや」に絶縁を言い渡す。
これに対し、普段は何も言わないすみれも、この時ばかりは反論。
その剣幕に驚き、そして、すみれの「刺繍がうまくなりたい」という思いを知った五十八は、すべてを許すことに・・・
すみれ、刺繍を母・はなに渡す
それから何日か経って、すみれは「再チャレンジ」して作った刺繍を入院中の母・はなに渡す。
それを見たはなが言った一言は、「べっぴんやな・・・」。
※このドラマでは「べっぴん」とは、「特別な品=別品」として使われる。
母・はな死去
母・はなの容態は回復せず、「残りわずか」に。
そのはなに対し、すみれの姉・ゆりは、「自分は将来、留学して英語を勉強し、お父さんの会社を継ぐ」と話す。
それに対してすみれは、「もろうた人が嬉しい思ってくれるような・・・想いを伝えられるような・・・そういう別品を作るような人になりたい」と・・・。
それから8年の月日が流れた昭和17年(1942年)。
女学校で手芸倶楽部
女学校に通う歳になったすみれ(芳根京子)。
女学校では、手芸倶楽部に入って、多田良子(百田夏菜子)、田坂君枝(土村芳)と仲良しになっていた。
お姉ちゃん・ゆりは女子大生
一方、姉・ゆり(蓮佛美沙子)は女子大に通って英語を勉強していた。
野上潔をめぐってラブバトルが勃発?
すみれの父の会社「坂東営業部」で、将来を任されることになっている、大人になった野上潔(高良健吾)。
その潔に召集令状が来た。
そのことを聞かされたすみれは、自分が潔に恋していることを自覚する。
そして、その潔のことを昔から「狙っていた」のは、すみれの姉・ゆりだった・・・
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